代々木公園ヘルスケア鍼灸院

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症状別にみた診察のポイント

膝部痛

1.診察

1)変形性膝関節症

①立ち上がるとき、歩き始めなどに痛む。

②しばらく動かしていると次第に軽快する。

③進行するにつれて、運動によってかえって悪化する。

④運動制限があり、屈伸し難く、屈伸時に軋轢音がある。

⑤関節変形(内反膝あるいは外反膝、屈曲変形)が見られる。

⑥圧痛、腫脹、骨増殖などが認められる。

⑦大腿四頭筋が萎縮し、鶴頂膝を呈する。

⑧女性、特に肥満女性に多い。

⑨一次性発症が多く(約70%)、しばしば両側性である。

⑩40歳代から始まり、50歳を過ぎるころに発症する。

2)外傷性膝部痛

①スポーツや事故などで膝部の骨・軟骨・靭帯に外力が働き、捻挫、打撲、脱臼、骨折を生ずる。

②鑑別

a.半月板損傷:マックマレーテスト、圧アプレーテスト陽性。

b.十字靭帯損傷:引出テスト陽性。

c.側副靭帯損傷:下腿内転・外転テスト、引きアプレーテスト陽性、弛緩部、断裂部に圧痛。

d.漿液貯溜:膝蓋跳動陽性。

3)慢性膝関節リウマチ

通常両側性で、腫脹と疼痛、朝のこわばりが特徴的で、局所熱感があり、膝全体に圧痛を認め、発症早期より機能障害がみられる。関節炎は膝に止まらず多発性で、他の関節にも対象的に発症する。

4)膝内症

急な疼痛、嵌頓症状および膝くずれなどを訴え、単純エックス線像に病的所見を認めないものをいう。

一般には半月板損傷、陳旧性十字靭帯損傷、膝蓋軟骨軟化症、棚障害、膝蓋下脂肪体障害などによる膝障害を指す。

5)発育期の膝部痛

①オスグッド・シュラッター病:脛骨粗面の膝蓋靭帯付着部に限局する疼痛を訴え、大腿四頭筋を収縮させ膝蓋靭帯付着部に力がかかる動作に際して疼痛が増強する。

②ラーセン・ヨハンソン病:膝蓋部に疼痛を訴え、疾走・跳躍ができず、膝蓋骨の下端にあるいは上端に腫脹と圧痛を認め、膝伸展位を保持させてこれに抵抗を加えると疼痛が増強する。

③小児にみられる膝下安定の自発痛・夜間痛:多くは神経関節炎体質、問題行動児、膝痛症、成長痛などと言われている。」

6)スポーツ外傷と障害

①外傷:スポーツの種類によりかなり特徴があるが、統計上では捻挫・打撲以外には膝靭帯、膝内障、膝蓋骨骨折、半月板損傷の順に多い。

②障害:過度の運動や変則的運動は、間接の柔軟性や筋力の低下、退行性変化などが誘引・原因となる。跳躍膝・ランニング膝・平泳ぎ膝などがある。

③腸脛靭帯炎などを発症する。

 

2.効果のよい症状

1)軟部組織の損傷が比較的軽い打撲、捻挫。

 

3.効果のよくない症状

1)脱臼、骨折の新鮮例、靭帯断裂、感染性関節炎、進行中の変形性膝関節症がある。大腿四頭筋の萎縮がみられるもの。

 

4.治療

1)変形性膝関節症

①鍼治療

a.急性期あるいは炎症や腫脹の強い場合は、誘導的にやや強刺激の遠隔治療を主とし、局所には浅刺・多刺の単刺術や置鍼術、皮膚鍼や皮内鍼などの弱刺激を施す。

b.慢性期あるいは疼痛の激しい場合には、局所治療に重点をおき、併せて大極的な治療方針を立てる。

c.大腿四頭筋の機能低下防止あるいは機能回復を目的に選穴刺鍼をする。

d.ハムストリング筋群や下腿三頭筋の緊張緩和を目的に選穴刺鍼する。

②灸治療

a.急性期あるいは炎症や腫脹の強い場合は、局所の施灸は控え、もし行うときは小灸・少壮とする。

b.慢性期には説極的に応用する。

③その他

肥満対策、温熱療法、筋力トレーニングや関節運動、補助装具の使用なども症例に併せて行う。最終的に手術適応となる症例も多い。

 

2)外傷性膝部痛

①局所的には、反応点を正確に求めて治療点とする。

②反応点は肢位の変化により移動することがあるので、伸展位、中間屈曲位や深屈曲位などでの反応点あるいは痛む姿勢での反応点を求める。

③炎症の強いときの局所刺激は、置鍼あるいは単刺術程度の弱刺激とし、健康部と羅漢部の境界部に消炎効果を意図して刺鍼し、遠隔部には誘導的に強刺激を与える。さらに冷湿布を施す。

④患部の安静のための固定包帯も有効である。

⑤慢性症状には、灸治療を継続的に行うと効果的である。

⑥大腿四頭筋の緊張をとる他動運動や、筋力を増強させるための運動や体操も大切である。

⑦また、風呂やシャワーで局所を温めながら、稼働域を高めるための自動運動を継続的に行わせる必要がある。

⑧下の経穴部位で反応をみて、症状に合わせて選穴する。

・選穴治療点

曲沢 尺沢 気海 関元 居髎 衝門 気衝 脾関 伏兎 血海 梁丘 鶴頂穴 

外膝眼 内膝眼 足三里 曲泉 膝関 陰陵泉 交信 腎愈 大腸愈 小腸愈 

殷門 委中 浮郄 陰谷 委陽 合陽

 

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